中山競馬場の特徴・傾向

 

中山競馬場は主要4場で一番直線が短い小回りコースであり、ゴール前の急坂が特徴の競馬場。

2014年に馬場改修が入り傾向が大きく変化し、以前より差しが効きやすい馬場に。

年末に行われるグランプリレース有馬記念の開催場として有名。

 

 

中山競馬場の特徴・傾向

 

中山競馬場の概要

 

右回り、小回り、ゴール前の急坂が特徴のコース。

芝コースは内回り、外回りに分かれており、芝・ダート含め高低差が非常に大きい。

年間で5開催あり、その内4回開催の9月は野芝のみ。それ以外は野芝+洋芝。

ダートの凍結防止剤は冬時期に開催する1回開催と5回開催に散布。

 

コース 内回り 外回り ダート
周回距離 1,667.1m 1,839.7m 1,607.6m
直線距離 310m 329.1m
高低差 5.3m 4.5m

 

コース特徴

 

何と言ってもゴール前の急坂が一番の特徴で、パワーの無い馬や余力のない馬はここで止まってしまう。

芝コースは内回り、外回りがあり、内回りコースは一般的な楕円コースで直線の短い小回りコース(ローカル競馬場に近い)。

外回りコースはおむすび型の様な形状であり、2コーナーから4コーナーにかけて直線はほぼ無く緩いコーナーを回っている様なコース。

馬場改修後の芝コースは水はけや芝の状態が良くなり、昔の様なパワー寄りの前有利ではなく、比較的差しの台頭が多くなってきた。

特に、エアレーションやバーチドレンといった馬場を柔らかくする作業を行った後は開幕週からバンバン差しが届くようになる。

ダートコースは、ローカルと似た小回りコースではあるが、4.5mの激しい起伏が大きく異なるポイント。

基本的には各競馬場のダートの中でもパワーとスタミナが求められやすい。

また、冬は凍結防止剤の影響でよりパワーとスタミナが求められる馬場になる事があり、力のある大型馬の活躍や先行馬の不利に繋がる傾向にある。

 

開催重賞

 

GⅠ

皐月賞 (芝2,000m)

スプリンターズステークス (芝1,200m) 

有馬記念 (芝2,500m)

ホープフルステークス (芝2,000m)

中山グランドジャンプ (障害4,250m)

中山大障害 (障害4,100m)

 

GⅡ

AJCC (芝2,200m)

中山記念 (芝1,800m)

弥生賞 (芝2,000m)

スプリングステークス (芝1,800m) 

日経賞 (芝2,500m)

ニュージーランドトロフィ (芝1,600m) 

セントライト記念 (芝2,200m)

オールカマー (芝2,200m)

ステイヤーズステークス (芝3,600m)

 

GⅢ

中山金杯 (芝2,000m)

フェアリーステークス (芝1,600m)

京成杯 (芝2,000m)

オーシャンステークス (芝1,200m)

中山牝馬ステークス (芝1,800m)

フラワーカップ (芝1,800m)

マーチステークス (芝1,800m)

ダービー卿チャレンジトロフィ (芝1,600m) 

紫苑ステークス (芝2,000m)

京成杯オータムハンデキャップ (芝1,600m) 

カペラステークス (ダート1,200m)

ターコイズステークス (芝1,600m)

 

各コース別傾向分析

 

芝1,200m(外)

 

スタート地点は外回りの向こう正面。

スタートして500m程で高低差3m程の下り坂を迎え、ゴール前の急坂までさらに緩やかに下っていく。

ゴール前まで続く下り坂の影響で前半3Fがかなり速くなりやすいのが一番の特徴。

ゴール前の急坂も相まって、スピードの持続力とスタミナが求められる。

基本的には先行有利のレースになりやすく、差し馬は能力が抜けているか余程速いラップを刻んで前が垂れる展開にならないと届かない事が多い。

 

 

勝利数順TOP10

種牡馬 勝率 複勝率 単回値 複回値
ダイワメジャー 10.4% 28.1% 46 65
アドマイヤムーン 9.9% 33.8% 52 94
スウェプトオーヴァーボード 12.5% 22.5% 102 50
ディープインパクト 12.2% 22.0% 65 48
キンシャサノキセキ 5.1% 25.6% 20 85
ハービンジャー 28.6% 57.1% 405 169
ハーツクライ 14.8% 29.6% 211 97
サクラプレジデント 13.0% 26.1% 84 90
サクラバクシンオー 4.1% 14.9% 18 52
フジキセキ 14.3% 23.8% 54 49

 

 

騎手勝利数TOP10

騎手 勝率 複勝率 単回値 複回値
戸崎圭太 15.1% 39.5% 61 73
横山典弘 19.3% 38.6% 68 90
M.デムーロ 47.1% 58.8% 200 108
田辺裕信 10.6% 27.3% 56 89
柴田大知 8.7% 24.6% 84 90
北村宏司 9.8% 26.2% 149 82
石橋脩 15.0% 32.5% 112 78
内田博幸 6.3% 20.0% 56 56
蛯名正義 7.9% 23.8% 97 70
柴田善臣 7.1% 23.2% 88 80

 

 

芝1,600m(外回り)

 

スタート地点は1コーナー付近のポケットで、すぐにコーナーを迎える為、外枠は内に入りにくく距離ロスが多くなり不利になりやすい。

しかし、馬場改修後は外の差し馬が届くようになり、前半のペースもスローになりやすくなってきている為、展開や馬場次第で大きく変わりやすく、トリッキーなコースと言われている。

野芝のみで行われる9月10月の秋開催は速い時計が出やすく、ハイペース適性の高い馬が台頭しやすい。

 

勝利数順TOP10

種牡馬 勝率 複勝率 単回値 複回値
ディープインパクト 11.8% 31.4% 61 70
キングカメハメハ 9.8% 32.5% 98 99
ダイワメジャー 6.0% 21.4% 44 61
ハービンジャー 13.2% 36.8% 54 79
ステイゴールド 8.3% 22.5% 57 76
マツリダゴッホ 7.3% 22.0% 44 73
ハーツクライ 8.9% 23.3% 79 68
アドマイヤムーン 9.9% 23.5% 79 82
マンハッタンカフェ 10.4% 31.3% 88 105
スクリーンヒーロー 15.9% 20.5% 278 71

 

 

騎手勝利数TOP10

騎手 勝率 複勝率 単回値 複回値
戸崎圭太 15.6% 44.4% 69 81
田辺裕信 14.5% 34.7% 122 88
大野拓弥 10.1% 29.0% 145 111
柴山雄一 10.3% 26.5% 112 76
内田博幸 7.3% 23.4% 52 61
C.ルメール 25.6% 53.8% 51 71
柴田大知 6.2% 17.1% 62 54
柴田善臣 8.9% 17.8% 308 90
横山典弘 8.5% 36.2% 105 86
シュタルケ 36.4% 59.1% 601 184

 

 

芝1,800m(内回り)

 

スタート地点はスタンド前の直線にあり、スタートしてすぐにゴール前の急坂を通る。

1コーナーも緩い上り坂になっている為、前半のペースが速くなりにくい。

枠の有利不利はほとんど無く、基本的には逃げ先行有利ではあるが、馬場や展開次第では極端な差し・追い込み決着になる事もある。

1,800mではあるが、急坂を2回超えなければいけない為、比較的スタミナも問われるコース。

 

勝利数順TOP10

種牡馬 勝率 複勝率 単回値 複回値
ディープインパクト 17.1% 34.9% 100 64
ステイゴールド 9.6% 32.2% 37 99
ハーツクライ 11.6% 23.3% 50 50
キングカメハメハ 10.1% 23.6% 49 65
ハービンジャー 10.6% 24.2% 38 87
マンハッタンカフェ 8.5% 33.9% 116 118
シンボリクリスエス 7.4% 33.3% 112 131
メイショウサムソン 7.8% 31.4% 27 64
ダイワメジャー 7.0% 21.1% 88 66
ヴィクトワールピサ 11.1% 25.0% 200 78

 

 

騎手勝利数TOP10

騎手 勝率 複勝率 単回値 複回値
北村宏司 19.3% 33.3% 135 77
M.デムーロ 43.5% 56.5% 153 88
戸崎圭太 10.3% 41.4% 30 70
蛯名正義 13.2% 35.3% 125 116
松岡正海 11.4% 22.8% 206 88
C.ルメール 31.0% 65.5% 87 91
田辺裕信 6.6% 28.9% 35 62
柴山雄一 7.9% 22.2% 89 57
柴田大知 3.9% 24.2% 17 91
内田博幸 4.7% 16.5% 33 55

 

 

芝2,000m(内周り)

 

スタート地点は4コーナーの出口付近で1コーナーまでの距離が長い為、枠の有利不利は少ない。

1,800mよりスタートが200m後ろに下がっているだけなので、コースレイアウトはあまり変わらないが、直線が長い分先行争いが繰り広げられやすく締まった流れになりやすい。

ペース次第で差し決着になる事も多い点は要注意。

 

勝利数順TOP10

種牡馬 勝率 複勝率 単回値 複回値
ディープインパクト 15.1% 34.4% 75 75
ステイゴールド 8.5% 28.7% 87 89
ハーツクライ 10.2% 26.3% 79 107
ハービンジャー 11.0% 27.4% 56 57
キングカメハメハ 11.0% 32.2% 43 67
ゼンノロブロイ 10.6% 23.5% 54 81
ルーラーシップ 15.2% 41.3% 62 118
シンボリクリスエス 9.5% 17.6% 48 53
マンハッタンカフェ 8.1% 25.7% 43 63
ヴィクトワールピサ 10.3% 15.5% 41 24

 

 

騎手勝利数TOP10

騎手 勝率 複勝率 単回値 複回値
戸崎圭太 15.4% 41.2% 64 75
田辺裕信 14.8% 41.7% 75 94
C.ルメール 36.8% 65.8% 112 95
内田博幸 11.1% 25.0% 74 69
柴山雄一 11.8% 26.9% 188 88
蛯名正義 8.4% 26.2% 57 67
吉田豊 11.3% 18.3% 67 65
北村宏司 7.1% 24.7% 46 88
石川裕紀 9.1% 19.7% 82 56
柴田大知 3.5% 22.2% 18 75

 

 

芝2,200m(外回り)

 

スタートはスタンド前の4コーナー付近。

2,200mの番組は比較的少ない。

外回りなのでコーナーが少なく緩みのないラップを刻むことが多い為、息を入れられるタイミングが少なくスタミナを求められる展開になりやすい。

 

勝利数順TOP10

種牡馬 勝率 複勝率 単回値 複回値
ステイゴールド 11.2% 29.9% 62 101
ディープインパクト 13.1% 34.4% 56 50
ドリームジャーニー 45.5% 63.6% 304 127
ハービンジャー 8.3% 25.0% 48 55
ハーツクライ 5.6% 29.6% 24 96
マンハッタンカフェ 15.0% 30.0% 104 63
ルーラーシップ 27.3% 45.5% 157 129
ジャングルポケット 7.4% 25.9% 14 51
タニノギムレット 8.7% 26.1% 60 157
スペシャルウィーク 25.0% 50.0% 98 71

 

 

騎手勝利数TOP10

騎手 勝率 複勝率 単回値 複回値
内田博幸 16.2% 32.4% 124 89
戸崎圭太 12.8% 46.2% 47 78
田辺裕信 12.8% 28.2% 81 51
北村宏司 18.2% 54.5% 152 127
石橋脩 13.8% 24.1% 78 65
蛯名正義 11.1% 29.6% 68 121
柴田大知 4.4% 24.4% 48 78
松岡正海 6.5% 12.9% 38 47
津村明秀 13.3% 26.7% 112 87
三浦皇成 7.4% 18.5% 101 45

 

 

芝2,500m(内回り)

 

スタート地点は外回りの3コーナー手前に置かれており、ゴール版を通過した後は内回りコースを通る。

有馬記念で有名なコースだが、有馬記念ほど枠の有利不利は無く、8枠の成績は良い。

距離は違うがスタミナが要求されるという点で血統面では芝2,200mとの共通点は多い。

 

勝利数順TOP10

種牡馬 勝率 複勝率 単回値 複回値
ステイゴールド 10.7% 37.3% 38 69
ハーツクライ 8.8% 26.3% 74 59
ディープインパクト 9.1% 18.2% 116 55
キングカメハメハ 4.2% 25.0% 19 65
マンハッタンカフェ 13.3% 40.0% 66 132
キングヘイロー 18.2% 27.3% 136 61
ハービンジャー 16.7% 25.0% 101 62
スクリーンヒーロー 40.0% 60.0% 406 146
シンボリクリスエス 4.5% 31.8% 20 105
ネオユニヴァース 7.1% 35.7% 170 105

 

 

騎手勝利数TOP10

騎手 勝率 複勝率 単回値 複回値
戸崎圭太 22.6% 48.4% 115 89
吉田隼人 27.3% 54.5% 420 175
柴山雄一 30.0% 30.0% 278 104
蛯名正義 8.3% 25.0% 27 55
内田博幸 10.5% 26.3% 37 72
田辺裕信 7.4% 44.4% 115 110
岩田康誠 16.7% 41.7% 62 122
柴田大知 8.3% 16.7% 41 40
大野拓弥 9.5% 14.3% 189 46
藤岡佑介 50.0% 75.0% 212 285
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ダート1,200m

 

スタート地点は2コーナー奥の引き込みからで、芝からスタートして4コーナーまで緩やかな下り坂が続き、ゴール前の急坂を迎える。

顕著な傾向として、極端な外枠有利のレースとして有名。

この傾向は上級条件になるに比例して大きく見られる。

また、スタートから下り坂が続くコース形態の為、極端な前傾ラップになりやすく、スピードの持続力が非常に重要になる。

馬券的な事で言うと、京都の様な平坦コースで勝ってきた馬が人気を集める様だと危険な人気馬になりやすく、高配当になりやすい。

脚質的には下級条件では先行勢、上級条件では差し馬の台頭が目立つ。

馬場が重くなると、より差し決着になりやすい。

冬場は凍結防止剤の影響でかなり力がいる馬場になりやすく、差し馬はもちろん、500kgを超えるような大型馬にも注目。

 

勝利数順TOP10

種牡馬 勝率 複勝率 単回値 複回値
サウスヴィグラス 8.0% 24.5% 65 82
キンシャサノキセキ 7.9% 28.4% 46 97
ダイワメジャー 10.6% 26.5% 98 77
ゴールドアリュール 7.7% 23.2% 53 80
パイロ 7.0% 25.4% 28 90
スウェプトオーヴァーボード 7.0% 17.1% 46 39
ファスリエフ 7.5% 28.0% 90 80
カネヒキリ 8.8% 18.7% 64 44
アイルハヴアナザー 18.2% 29.5% 85 88
シニスターミニスター 12.7% 19.0% 199 65

 

 

騎手勝利数TOP10

騎手 勝率 複勝率 単回値 複回値
戸崎圭太 18.0% 38.8% 67 67
内田博幸 11.4% 28.3% 79 61
田辺裕信 11.2% 33.1% 111 79
横山典弘 14.0% 40.0% 78 84
江田照男 7.3% 15.7% 130 81
蛯名正義 11.8% 21.8% 64 42
三浦皇成 9.4% 26.6% 45 62
柴田大知 6.0% 18.6% 89 86
石橋脩 10.8% 26.5% 134 155
大野拓弥 4.8% 22.6% 36 82

 

 

 

ダート1,800m

 

スタート地点は4コーナー付近からで、ゴール前の急坂を2回通る為、パワーとスタミナが必要。

さらに小回りダートのコーナーを4回通る必要がある為、コーナーリングの器用さも求められる。

基本的に大型馬の成績が良く、牝馬はパワー不足に泣く事が多い。

重賞こそマーチSのみだが、上級条件での施行が多く、ハンデ戦も多く、癖の強いコースでもある為、高配当続出のレースでもある。

また、ダートスタートではあるが、圧倒的な外枠有利のコースでもあり、特に冬場はよりその傾向が顕著に表れる。

脚質面では、上級条件になるにつれて差し決着になる事が多く、スピード負けした馬や上がり勝負になって負けた馬が、タフな中山替わりで激走する事が多い。

 

勝利数順TOP10

種牡馬 勝率 複勝率 単回値 複回値
キングカメハメハ 13.2% 30.5% 97 96
クロフネ 9.4% 26.2% 59 68
ゴールドアリュール 8.6% 21.2% 69 51
ネオユニヴァース 9.6% 27.6% 81 93
ダイワメジャー 13.6% 30.9% 118 82
エンパイアメーカー 7.1% 26.9% 36 74
マンハッタンカフェ 12.1% 27.5% 118 76
シニスターミニスター 14.5% 24.6% 151 106
シンボリクリスエス 5.5% 21.3% 29 77
アイルハヴアナザー 10.1% 29.2% 58 134

 

 

騎手勝利数TOP10

騎手 勝率 複勝率 単回値 複回値
戸崎圭太 14.9% 40.3% 70 74
田辺裕信 16.1% 34.7% 139 93
内田博幸 10.1% 26.1% 56 56
大野拓弥 10.0% 27.0% 123 83
横山典弘 17.4% 31.2% 72 80
北村宏司 10.6% 25.5% 153 107
柴田大知 6.9% 21.7% 119 85
蛯名正義 8.3% 25.0% 62 70
C.ルメール 19.7% 45.1% 70 74
吉田豊 7.2% 22.7% 91 97