
皆さんこんばんは。
期待値ハンタークラッツです。
本日は2018 第85回 東京優駿(日本ダービー)の枠順発表後の全頭評価についてお届けしたいと思います。
大一番の日本ダービーという事で、今回は有力馬だけでなく全頭評価していきたいと思います。
日本ダービーの枠順発表で一番気になるのが1枠1番ですよね!
今年は想定1番人気のダノンプレミアムが1枠1番という事で、久しぶりの負けなしでダービー制覇もより現実味を帯びてきたかもしれませんね。
この最内枠というのがダノンプレミアム自身、はたまた他陣営に対してどのような影響があるのかという所を踏まえつつ、全頭評価をPart1,2に分けてしていきたいと思います。
それでは早速見ていきましょう!
こちらの記事も参考にして見て下さい!
2018 第85回 東京優駿(日本ダービー) 血統分析 王道血統にスピードの血を掛け合わせた血統に注目!
目次
有力馬紹介
1枠1番 ダノンプレミアム
前走:弥生賞1着
毎年この枠にどの馬が入るのかが注目されていますが、今年はダノンプレミアムが入った事によって、間違いなく1番人気で当日は迎える事になりそうです。
この馬の強さに関してはもう改めて言う事は無いと思いますが、先行して差し馬とほぼ変わらない上がりの脚を使える事ができるという点で、過去4走非常に強いインパクトを残してきました。
残念ながら皐月賞は挫石の為回避となりましたが、あまりの強さに休み明けではありますが1番人気に支持される事でしょう。
この馬に対してよく見かける不安要素として、距離延長、休み明け、先行脚質などが聞かれていますので、それについて評価してみたいと思います。
まず距離に関しては、筋肉量が豊富で胴の詰まった馬体を見る限りでは2400mという感じの馬体ではない事は確かだと思いますが、最内枠の一番距離ロスなく走れる枠を引き当てられたのは本当に運が良いなーと感じます。
休み明けと言いますか、故障明けという事に関しては正直マイナスではありますよね。
そこまで重症ではなかったにせよ、万全な状態かと言われると不安は残ります。
これがノーザンファーム生産馬とかであればノーザンファーム天栄などの外厩仕上げで、アーモンドアイの様に休み明けでも十分戦えるように調整する事ができるのですけどね。
まあ追切を見ている感じではしっかりと5月初めから乗り込めているようなので、そこは能力の高さでカバーという感じですかね。
これだけのエンジンを持ち合わせているという事は、脚部にかかる負担も大きいでしょうし、レース間隔を空けてきていることも考えると、もしかすると重馬場の皐月賞に出走しなかったのが逆に良かったんじゃないかなとも思います。
基本的にディープ産駒の休み明けは成績が良いので、怪我だけ治っているのであればあまり気にしなくても良いのかなと私は考えています。
あと脚質に関してですが、この馬自身前で競馬をしなければいけない馬だとは思わないのですが、能力の高さと前進気勢が強いというのが前に行ってしまう理由だと考えていて、あの末脚を中団辺りで溜めて爆発させたらどれだけ弾けるんだろうと思う部分はあります。
この距離をこなす為にも折り合いをつけられるかどうかが一番のポイントだと思います。
折り合って直線向ければ圧勝も十分に考えられるほどの能力を秘めている馬だと思うので、川田騎手がどのように捌くのか要注目ですね。
また、この馬が最内枠に入った事によって考えなければいけない事が一つありまして、間違いなくこの馬を目標にして他の有力馬はレースを進めていくでしょうから、レース終盤の仕掛け所というのを考えなければいけないのかなと。
まずこの馬に有利な展開というのを考えてみると、スローで直線の上がり勝負になった時だと思います。
過去のレースを見ているとほとんどがスローからの上がり勝負での決着でしたから、速い流れでスタミナを削るというのがまず一つ考えられるかなと。
後はレース終盤ですが、早めにこの馬にプレッシャーをかける為にも、差し馬達は早い段階で競りかけてくるんじゃないのかなと考えています。
そうなった時にどこまでこの馬が力を出せるのかは正直走ってみないと分かりませんが、母父ロベルト系の血が入っているので持続力勝負は普通にこなしても不思議ではないような気もしています。
長くなりましたが、要するにこの馬はべらぼーに強いという事ですw
この枠に入った事によってどこまで人気するのかが読めませんが、もちろん本命候補の一頭です。
1枠2番 タイムフライヤー
前走:皐月賞10着
昨年からGⅠに格上げとなったホープフルSを勝利した馬ですが、今年に入ってからはちょっと不調気味ですよね。
皐月賞では血統面で注目していた馬なのですが、思ったより走れずに10着と負けてしまいました。
詳しくは調べてないので分からないのですが、皐月賞前に調整ミス?があったとか何とかで万全な状態ではなかったような記事を見かけたような覚えがあります。
数少ないGⅠ馬ですし、今回かなり人気落ちするでしょうから、大穴で押さえておくのも良いかもしれませんね。
ハーツクライ産駒で東京は合いますし、ホープフルSのようなタフな流れであれば着に食い込んでも不思議ではないかなと考えています。
内田騎手はインを捌ける騎手ですし、ちょっと怖い存在の一頭ですね。
2枠3番 テーオーエナジー
前走:兵庫チャンピオンシップ1着
この馬はダートからの参戦で、ダートでは強い勝ち方していますけど、流石に初の芝レースでしかもダービーですからね。
賞金が足りてるから記念出走するかという感じでの参戦だと思います。
ここでは無印ですね。
2枠4番 アドマイヤアルバ
前走:京都新聞杯2着
ここまで9戦して全て馬券内という点で、相手なりに走れる馬なのかなーといった評価ですが、逆に言うとそこまで勝ち切れないという事は決め手がないという裏返しだと思うので、流石にここでは役不足感は否めません。
騎手も初のダービー参戦となる丸山騎手ですし、買える材料とすれば血統的には東京替わりがプラスに働くかなーといった所ぐらいでしょうか。
ここでは軽視で行こうと思います。
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3枠5番 キタノコマンドール
前走:皐月賞5着
出走馬の中で一番キャリアが少ないキタノコマンドールですが、前走は重馬場で大外に持ち出して上り最速の5着と、差してきた馬の中では一番強いレースをしたと言われていますね。
前走はプラス12kgでの出走であり、パドックを見ていてもちょっと余裕残しかなと感じる作りだったのを覚えています。
個人的なこの馬に対しての評価ですが、DMMバヌーシーの出資者としては、この馬がダービーに出走できるという事はとても喜ばしい事だなと感じており、しかも鞍上にM.デムーロ騎手を配しての参戦ですから、期待しない訳にはいかないですよね。
元々この馬が購入したくてDMMバヌーシーに登録したのに、今となっては直前で金額の高さに日和ってしまい別の馬に出資してしまったのがとても悔しいですw
まあ結果論なのでしょうがないと言えばしょうがないのですが、同じDMMバヌーシーの会員としては良い結果を残してもらいたいなーと思う所はあります。
話が脱線したので戻しますが、前走に関しては正直勝ちに行く競馬ではなく着狙いの部分が多かったのではないかなと思っていて、皐月賞の掲示板までの馬にダービーの優先出走権が与えられるという事で、重賞未勝利のこの馬がダービーに出るとしたら絶対に掲示板には入らないといけませんでした。
DMMバヌーシーとしては初年度にクラシックの大舞台に馬を送り込めるという点で、是が非でも優先出走権が欲しかったのでしょう。
M.デムーロ騎手は直線で届かないと判断すると早めに追うのを止める事が多い騎手ですが、皐月賞は明らかに届かないと分かりながらも最後まで必死に追っていたので、他の差し馬よりも優勢に見えたのかなという気もしています。
ただ、前々走のパフォーマンスが非常に高かったので、能力はある馬という事は分かります。
東京の2400mは姉のデニムアンドルビーがJCで2着している様に、向いている舞台だと思いますので、十分チャンスのある馬だと思います。
後はどこまでデムーロ人気するのかがポイントですかね。
3枠6番 ゴーフォザサミット
前走:青葉賞1着
前走は今回と同舞台の東京2400mで2着馬に2馬身差の圧勝という事で、別路線組では上位の評価をしています。
それまでの過去走を見てみると、脚質が後ろからという事もあって展開に恵まれず結果が出ていなかっただけであって、ハーツクライ産駒で東京、距離延長という舞台替わりはこの馬にとって大きなプラスに働いたのだと思います。
レース展開としてはスローの上がり勝負となり、中団ですんなり外に出すことができてのレースだったので、そこまで大きく評価を挙げることはできませんが、しっかりと着差をつけて勝利できているので、ここでもチャンスはありそうです。
毎回早い上りを使えており枠も良いので、個人的には面白い存在だと感じています。
また、鞍上が蛯名騎手というのも良いですよね。
何とか悲願のダービー制覇を果たしてもらいたい所ですが、同型の馬と比較すると若干見劣りしてしまうかなーという気がしますので、本命にするにはちょっと足りないかなと感じています。
4枠7番 コズミックフォース
前走:プリンシバルS1着
前走は東京芝2000mで1.58.2という好タイムでの勝利だったのですが、NHKマイルの週は高速馬場だったので、まあタイムが速いのは頷けるかなと。
新馬戦から長めの距離で使われてきているのは好材料であり、中団辺りから競馬ができるこの馬にとっては良い枠なのではないでしょうか。
父キングカメハメハ、母父ネオユニヴァースという事で、ダービー馬同士の配合という点ではロマンを感じますが、今まで戦ってきた有力所との比較ではやはり一枚落ちるので、積極的には買いにくいですかね。
余裕があればヒモで押さえておいても良いかと思いますが、本命まではちょっと考えていないです。
4枠8番 ブラストワンピース
前走:毎日杯1着
この馬の判断が結構難しいと思っていて、前走は最内から内柵にぶつかってもおかしくないような勢いで抜け出しての圧勝であり、2着馬のギベオンもレベルはそこまで高くないと言ってもNHKマイルで2着しているので、その馬に余裕残しの圧勝ですから、別路線組では一番の注目馬ですね。
この馬の一番の強みは精神的な強さだと思っていて、前走内柵ギリギリを抜けてきたのもそうですが、前々走の東京2400mでは直線外を上がっていき、途中で内の馬群に切れ込んで抜け出しての圧勝というのが非常に評価できます。
当たり前ですが、外を回すのは距離ロスが生じますので、内で馬群を捌けるのであればそれに越したことはありません。
勝負強い池添騎手というのもこの馬に手が合っているのでしょう。
今年から美浦に滞在して競馬をしている池添騎手に美浦所属のこの馬が回ってきたのも何かの縁でしょうし、ダノンプレミアム同様負けなしでのダービー参戦ですから、皐月賞組との力関係は分かりませんが、十分ダービー馬になれる資質はあると思います。
先週オークスで勝利したアーモンドアイと同じシルクレーシングという事で、外厩仕上げでぶっつけ本番という流行のローテで挑んできますし、本命候補の一頭ですね。
以上内枠8頭の評価でした。
明日は残りの外枠10頭の評価をしていきますので、是非明日もご覧になってください!
本日は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
今年のクラシックはどんなドラマが
待ち受けているのでしょうか。
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